ティモシー・カーティス個展「Laugh Now, Laugh Later: Painted Drawings」

Hidari Zingaroでは、11月23日(木)より、Timothy Curtis個展「Laugh Now, Laugh Later: Painted Drawings」を開催致します。

会期
2017年11月23日(木)〜12月5日(火)
12:00-19:00
※レセプション 11月23日(木)  18:00〜予定
※水曜定休


Timothy Curtis(ティモシー・カーティス)は独学で美術を習得した作家で、9歳だった1991年に、フィラデルフィアのストリートでアーティストとしてのキャリアをスタートさせた。強烈なエネルギーと環境とを併せ持つ彼が、それらを発散させる手段としてグラフィティを選んだのは当然の流れだった。13歳になる頃にはカリグラフィをペイントしたり書いたりするようになり、シンプルでありながらどこまでも変わり続ける線への、生涯をかけた情熱が形成されることになる。現時点でカーティスの表現スタイルは、力強く、そして進化を続ける線によって定義される。彼にとって線とは、創作を通じて自らの思考と感情を具現化し伝えてくれる存在なのだ。彼の作品は、アクセスやバックグラウンド、また条件といった要素に左右されることなく、誰もを取り込みまた誰もが受け取ることのできる新たな視覚言語を呼び覚ますことを意図して作られている。顔や人物像の解釈にあたっては直感的なペインティングおよびドローイングテクニックが用いられており、それによってカーティスは、我々の意識が生まれつきどういう風に「人間」という像を形づくっていくようになっているのかを理解しようとしている。


コミュニティの発展やティーンの創造性をサポートしたいという彼の情熱は、ブルックリン公立図書館(2017)や同じくブルックリンにあるクララ・バートン高校(〜現在)とのコラボレーションに繋がっている。カイカイキキでの展示は、カーティスがギャラリーで行う初の個展となる。


http://hidari-zingaro.jp/2017/11/timothy_ex/