2022年12月3日(土) - 2022年12月12日(月)
2022年12月3日より、Hidari Zingaroにて、
となりのトトやによる「四海大陶展」を開催いたします。
福岡県北九州市出身の四海大は、地元の学校を卒業後、栃木県にある企業で自動車部品の設計に携わっていました。
2017年に益子の窯業技術支援センターで陶芸を学び始め、2019年に独立。
現在も益子で制作を続けています。
普段は皿や鉢など、食卓に並ぶ器を中心に制作をしている四海氏ですが、本展では壺を主軸とした作品を展示販売する予定です。
益子近辺で採取した原土を使用し、薪窯で試行錯誤を重ねながら焼き上げた作家の最新作をご覧いただけます。
ぜひこの機会にご高覧ください。
作家から本展に寄せて
昨年益子のギャラリーで、陶芸家として初めての個展を開催しました。
それまでは食器ばかり作っていましたが、展示の目玉として壺づくりに取り組んでみると楽しくて、また壺は薪窯による焼の力強さを受け止めてくれることに気づきました。
本展では、身近で採れた土と焼きの魅力をベストに引き出したものをお見せしたいと考えました。
そのために一つひとつの作品に集中できる壺と碗の制作に取り組みましたが、窯焚きのたびにいくつも焼つぶし、焼損じ…
その中から生き残った、熱量のある作品をご覧いただけたらと思います。
四海大