『工芸青花』が行なうべき、古道具坂田への批評のありかた、その提言

商品コード: 175
講座|工芸と私12|村上隆|
『工芸青花』が行なうべき、古道具坂田への批評のありかた、その提言


販売価格(税込): 3,500 円


日時……2017年7月7日(金)18時半-20時半■開場18時


場所……la kagu 2F soko■東京都新宿区矢来町67(神楽坂)


定員……50名


内容……作り手、売り手、使い手の方々と、「工芸」のことを考えるシリーズです。今回は現代美術家村上隆さん。テーマは「古道具坂田」です。かつて村上さんには、坂田和實さんの著書『ひとりよがりのものさし』の刊行時(2003年)に書評をお願いしたり、2009年の『芸術新潮』「パリと骨董」特集で、村上さんの坂田観を取材したこともありました(以下のモノクロ写真)。昨年横浜美術館で開催された「村上隆スーパーフラット・コレクションー蕭白魯山人からキーファーまで」展においても、古道具坂田の品物は核のひとつであるように思えたし、今年の春先、SNSでつぎのようにも書かれていました。〈僕は坂田さんを「工芸」のフレームをはめて、感じて、考えていたわけでもなく、表現者、と思ってました。柳も、表現者=クリエーターであり、その結果が「民藝」だったわけで。坂田さんは、「民藝」の先をゆく、真の敗戦後の美の基準をつくろうとした人、として考えてました〉。そのことをききたいと思いました。


講師……村上隆 むらかみ・たかし
1962年東京都生れ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。制作工房、ギャラリー等を含めたアートの総合商社である有限会社カイカイキキ代表。世界各地の美術館に招かれて自身の個展を開催、映画監督も務め、若手作家の育成・プロデュースも手がける。2015年「村上隆の五百羅漢図展」を森美術館(東京)、2016年「村上隆スーパーフラット・コレクションー蕭白魯山人からキーファーまで」展を横浜美術館(神奈川)、2017年「村上隆スーパーフラット現代陶芸考」展を十和田市現代美術館(青森)で開催。

村上さんから……村上は、坂田の良さ、など詳しく知りません。菅野さんが一番近くでよくご存知のはず。村上が行えるのは、蚊帳の外からの見聞録でしかなく、青花&坂田ファンにとって、異質以外の何物でもありません。なので、なぜ異質な感じ方、考え方が発生しているのか、そのメカニズム、そして、青花が行わねばならないであろう、坂田さん存命中のミッションを提案し、青花↔村上の方向性の違いをくっきり浮き立たせたいと思います。


青花の会より……お申込みいただいた方には受講票を郵送いたしますので、講座当日に御持参ください。お申込みの受付は本サイトのみ(クレジットカード決済)ですが、他の方法を御希望の方は下記までお知らせいただけましたら幸いです。


協力……la kagu


問合せ……青花の会/新潮社
T03-3266-5378■F03-3266-5419■info@kogei-seika.jp


ポートレイト(カラー)撮影……岡積千可(Chika Okazumi)


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