アナ・バガヤン個展 “Into the Void(無限の世界へ)”

この度、Hidari Zingaroでは、アナ・バガヤン個展 “Into the Void(無限の世界へ)”を開催致します。

会期
20176月23日(金) – 7月11日(火)
12:00-19:00
※レセプション 6月23日(金)  18:00〜予定
※水曜定休
Reference Works(参考作品一覧)
http://hidari-zingaro.jp/2017/06/ana_reference/

Ana Bagayan (アナ バガヤン)
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1983年アルメニアエレバン生まれ。2005にカルフォルニアパサデナにあるアートセンター・カレッジ・オブ・デザインのイラストレーション科で美術学士号を取得。ここ10年以上、世界各地のギャラリーで展示を行っている。アメリカン・イラストレーションやコミュニケーション・アーツなどの賞を受賞。
本展覧会の作品は、2016年から2017年にかけてのアメリカ大陸周遊旅行中に制作されたものです。’Into the Void(無限の世界へ)’というタイトルは、家もスタジオも慣れ親しんだ世界から離れ、全く新しい何かを経験しようとする私の新たな人生のことです。
そのアメリカ周遊開始から2ヶ月後、村上隆さんより、Hidari Zingarodeで個展を開催しないか、と思いがけないオファーをいただきました。その時、私は夫と2匹の犬とワシントン州を通過していて、村上さんはシアトルでのJUXTAPOZ x Superflat展のキュレイションを行ってました。そこで個展の話し合いのためシアトルへ向かいました。旅をしながらどのように制作すべきか全く皆目検討もつかなかったが、この展覧会のための制作を行うという新しいチャレンジをすることにしました。
今回の作品制作の基礎となるテーマは、旅行中に経験したものです。例えば、豊かさへの信仰、存在状態のネガティブさとポジティブさの間での押し出したり誘引したりというものです。作品は、陰と陽お話です。現在を一瞥し、エイリアンと人類が平和的に共存するような未来を想像する。私自身が遊牧的な生活スタイルへとしたように、”Into the Void”は私の将来の模索を表しています。
私の旅はアメリカ大統領選と同時に開始したが、作品に政治的な内容は一切ありません。よりポジティブな結果を想像して作品制作を行ったことで、自分自身が色々な出来事に反応しているのがわかりました。エイリアン、人類、そしてその間の子を描くことは、今日の我々の社会における難民や移民をどの様に理解するのかを象徴しています。しかし、私の絵画作品は、人類が難民で、エイリアンが迎えられるべきホストとなっています。
“Futurealism(未来的写実主義)”として私が表現する進行中のテーマの一部が今回の展覧会の作品です。芸術的な表現を通して想像し、ポジティブな未来を表しています


アナ・バガヤン個展 “Into the Void(無限の世界へ)”