バブルラップ
「もの派」があって、その後のアートムーブメントはいきなり「スーパーフラット」になっちゃうのだが、その間、つまりバブルの頃って、まだネーミングされてなくて、其処を「バブルラップ」って呼称するといろいろしっくりくると思います。特に陶芸の世界も合体するとわかりやすいので、その辺を村上隆のコレクションを展示したりして考察します。
Photo by Tomohiko Tagawa
熊本市現代美術館は12月15日より、上記の長いタイトルの展覧会を開催します。これは、世界的に活躍する現代美術家 村上隆のコレクションとキュレーションによる、戦後の現代美術を新しい視点で解釈しようという展覧会です。
本展は、バブル経済期を中心とするアートムーブメントに主たる視線を注ぐとともに、1990年以降の「失われた20年」の日本の陶芸芸術を合わせて俯瞰することで、戦後の現代美術を捉えなおそうという非常に意欲的な試みです。その全体像を包括する言葉として、このたび村上は「バブルラップ」という新たなアートのキーワードを創出しました。
かつての「スーパーフラット」がアート界に衝撃的な一石として投じられたように、「バブルラップ」もまた、大きな波紋を巻き起こすに違いありません。そして本展覧会は、コレクター、キュレーターとしての村上の仕事と、常に「芸術とは何か?」という疑問に立ち向かう村上の最新のアイデアに触れられる機会となるでしょう。どうぞご期待ください。
会 期 :2018年12月15日(土)-2019年3月3日(日)
休館日 :火曜日、年末年始(12月29日-2019年1月3日)
開館時間:10:00-20:00
会 場 :ギャラリーⅠ・Ⅱ
主 催 :熊本市現代美術館[熊本市、公益財団法人熊本市美術文化振興財団]、KAB熊本朝日放送、熊 本日日新聞社
協 力 :有限会社カイカイキキ
観覧料 :一般¥1000(¥800)/シニア¥800(¥600)/学生¥500(¥400)
*中学生以下は無料
*( )の料金は前売りおよび団体料金。各種障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳等。付き添い者1名にも適用)、電車・バス1日乗車券、JAF会員証、緑のじゅうたんサポーター証のご提示の方に適用。
*前売券は12月14日(金)まで当館にて販売。
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12月15日より開催 村上隆のコレクションとキュレーションによる展覧会 | CAMKブログ | 熊本市現代美術館 CAMK