百尺下の水の心を、水の深さを

経営と芸術は合体不可能。これらは常に水と油。経営と理論、経営と理想、経営とモノづくり。それらをエイヤで無理やりくっつける。そういう感じを橋下さんの言論に感じて非常に共感できる。彼の五体は経営者に近い感性だと思う。


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経営って金を儲ける、ってことじゃないんですよね。雇用者と共に生きるってことが、核心部分になってゆくんです。それがモノづくりや理想にとって、どれだけ障害になるか。雇用者の想いは、経営者の夢と同期しきれるわけではない。人人人。人との理解の濃度をあげ、粘着にがぶりより続ける。


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経営って、寝ても覚めても経営なんだよね。だから、寝ても覚めても作品造りじゃなきゃならない芸術家との相性がめっちゃわるい。


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人人人。人は人から逃げれない。利害関係が一致してても人は同じ方角を見てはいない。それをまずは同じ所を見つめてもらう。それだけでも技術が必要だし、そこから行動してもらうのもこれまた技術。


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ART を1人で絵筆を握って描くものでって、他人へ命じて描かせるなど言語道断、という風潮、我々の世界で未だメジャーな気分ですが、一緒に働く人間と同期することがどれだけの技術力を必要とするか。まして芸術を創り上げる際の技術、たれぞ知る、です。


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技術に対するおしかりを数名からうけた。人を説得するのが技術であったら心は存在しないとか、そういう方向のおしかり。しかられてもいいので、やはり技術は大事ですと連呼しよう。


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