菊畑茂久馬「春の唄」展覧会のカタログ



菊畑茂久馬さんの本ができあがりました。
「春の唄」と題されて、
カイカイキキギャラリーで開催された展覧会のカタログです。
「もっとも弱い中に、ふくよかな人間の気持ちがあふれるような、優しさの極致みたいな世界。
でもね、難しいんですよ、ものすごく。難しいから、
現代美術ではみんな避けて通ってきた。
そんな、崇高で気品のある、夢をみるような、堂々たる叙情。
タイトルも童謡のような《春の唄》にして。
僕の最後の大作です。音楽で言ったら、
エンディングの第四楽章の最後のあたりかな。」
と、80歳を超えた作家による「叙情」の世界は、
しかし、とてつもなく印刷に苦労してしまい、
その色を出すために、1年もかかってしまったのでした。
本は近日アマゾンでも発売予定です。


Kaikai Kiki - 菊畑茂久馬さんの本ができあがりました。 「春の唄」と題されて、... | Facebook