「“METAVIRUS” don’t say it, spray it」


Hidari Zingaroでは、2月24日(土)より、snipe1(スナイプワン)個展「“METAVIRUS” don’t say it, spray it」を開催致します。


日本のグラフィティシーンの黎明期より活動し続けている、日本人グラフィティライターのパイオニアのsnipe1は、10代の頃より90年代前半のNew Yorkのグラフィティ界に身を投じ、その後、世界各国を渡り歩いて各国のグラフィティコミュニティとのコネクションを築いた後に帰国。活動の拠点を日本に移し、今日までの日本に於けるグラフィティカルチャーの宣教師として、この文化の興隆にアンダーグラウンドで多方面に尽力してきました。


snipe1のグラフィティは、ストリートの感性を汲んだ、ダーティー且つ誰にも似ない独自なスタイルを貫いており、常に固定観念を破壊する危うさを孕んでいます。近年では、多くの企画への参加やアレンジ、有名ファッションブランドとのコラボレーション、村上隆やMADSAKI作品への制作協力等も行っており、活動媒体を多方面に展開しています。昨年はHidairi Zingaroにて、MADSAKIキュレーションの3人展、「MADSAKI Says “Yo!snipe1 & UFO907, Get Your Asses Over Here!”」に参加し、大きな反響を得ました。


今回の作家の初となる個展「“METAVIRUS” don’t say it, spray it」では、「グラフィティとは何か? 」という、作家のパーソナルで根源的な問いの中から紡ぎ出された思いを表しています。snipe1のテーマでもある、グラフィティが内包するイリーガルな事象や、レター(文字)を描く行為の魅力を、自身の別名でもあるMETAMANIAKSとウィルスを掛け合わせた造語により、感染するかの如く侵食するグラフィティの伝播力を、「don’t say it, spray it(何も言わずにスプレーしろ!)」という意思と共に、作品のコンセプトに込めています。


snipe1による、グラフィティの本懐でもある、大胆かつダーティーで、野生的な感性によるインスタレーションを、是非体験頂きたく存じます。


会期
2018年2月24日(土) – 3月13日(火)
12:00-19:00
※レセプション 2月24日(土) 18:00〜予定
※水曜定休


"METAVIRUS" don't say it, spray it | Hidari Zingaro

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